子供の頃からギター弾いてて、学生時代はバンド組んでました。
昔使っていたセミアコ(GRECO)を捨ててしまったことをものすごく後悔していて、、、
おじさんになってから紆余曲折を経て、最終的には同じ色のセミアコ(今度は本物のES335)を買い直してしまいました。

ES335って2~30万円ぐらいするので結構意を決する必要があるわけですが、1回目のトライでは、わざわざ背中押す人も用意して、御茶ノ水の楽器屋に行き、ES335 DOTリイシュー、サンバーストを2本並べて1時間ぐらい試奏しまくり、Epiphonのじゃがいもネックともさんざっぱら比較して悩んだ挙句、お店のおじさんに、「ちょっと頭を冷やしてくるからそのままにしておいて」といって店を出て、ふらっと見つけたIbanez SV5470-F-DSBを違う店で買ってしまい、違う経路を通ってそそくさと帰ったのでした。。。ほんっとすまんかった。おじさん。。。

しかし、楽器探すならデジマートに張り付いていれば見つかるよーという話を鵜呑みにしてES335を検索キーに登録していた俺は、ある日ついにめっけてしまったのでした。20万以内でブラウンでゴールドパーツでDOTでセンターブロックが尻尾まで詰まってて、傷がなくて、弦高低くて、個性的な「あの」音が出ること。
この、最後の条件を満たすかどうかは弾いてみるしかありません。渋谷の南平台あたりのひっそりとしたショップに日曜日の11時に現れた俺はそこから2時間に亘りES335の「あの」音が出るかどうかをねちねちと検証しつつ、再度背中押す人を呼びつけ、「絶対押すなよ!チラッチラッ」と言いつつ既にPNR(Point of No Return)を超えてしまっているガラスに映る自分と対面したのでした。っていうわけで、大決意2回目にしてやっと買うことが出来たのです。