夢を見た、、、
車で都心を走っている。麻布あたりのはずなんだが、いつの間にか崖を見下ろす場所に到着。
ちょっとえぐれた池みたいのが急斜面の途中にあって、そこの顎のところまで黒い玉砂利を踏み歩いて行くと、
木製の立看板が立っており、ここは火山の噴火口跡に違いない、となんとなく察する。
さらに下をのぞき込むと、遠景の山々の合間、眼下500mぐらいに草原か田んぼか、きれいな緑色の平面的な場所が確認できる。
そこまでまっすぐ降りるには斜面が急すぎて無理。右横から回りこんで道沿いに坂を降りる。
降りるとちょっとした城下町の様な町並み。石畳の上下左右に曲がった道沿いに古びた商店の金文字ガラス戸が並んでいる。
鴨居からゴムで吊るしたザルがレジに相当する。ステテコ姿のおやじに、この街の名前を尋ねると、
「James Keeper(?)」と言ったのか?よく覚えていないのだが、とにかく英語だった。
まさかと思って外に出て家の柱の住所表示を見ると縦書でゼームスキーパー二丁目3、英語であっているようだ。
店を出て左に向かい、ゆるい上り坂の道なりに右にゆくと、石の階段がまっすぐ下っている。まるで神社の参道のようだ。
途中まで降りて振り返ると、そこには神社の屋根が・・・さっきはなかったのに。階段の下に白い鳥居があって国道らしき広い道に突き当たっている。
周りは熊笹が鬱蒼と生えており、石の階段を覆い隠すように揺れている。降りればおりるほどにチャックのように階段が見えなくなっていく。
車まで戻る方法を考えながら国道に降り立つと、そこは北関東あたりのどこかで、2-300kmは飛ばされていることに気づく。