1999/9/24 up
グアムより良かったココス島
- 結婚2年目の旅行
昔ココス島という所に行った事がある。グアム島の端っこにある、小さな島だ。
- 移動手段
成田からだと思うけど、とにかく夜中に着いて、夜のグアム島を車で移動、テントの屋根付の船に乗せられて夜の海に出る。暫くすると遠くに見えていた明かりが近づいてきて、小さな桟橋の両側のライトだった事が分かってきた。
- 到着
島全体がひとつのホテルになっていて、コテージが椰子の林の中に点在している。
シャワーは海水だったけど、なかなかポリネシアした部屋で、マニラファン付の照明がおしゃれ。
冷房は無かったような気がする。
- 昼間のアクティビティ
もっぱらシュノーケリングをしていた。浅い海が続き、結構流れの強い海を一日中泳いだ。
レンタルウインドサーフィンやジェットスキーなどがあるが、旅行者はもっぱらシュノーケリングしている。
おみやげやでは、今も持っている鳥の木彫りやシールなど。
イベント会場みたいな場所があって、みんな集まってのディナーが楽しめる。
会場に行く道すがら、たいまつが雰囲気を出している。
真っ白な砂と褐色のダンサー、腰蓑と膝下に巻いた椰子の葉っぱが戦士を表す。
- 人々
地元の悪ガキどもも遊びに来ているようだ。一体何をしているのか不明だが、アルバイトに来ているらしい。
アジア系の人たちは30%位だったと思う。オーストラリアやイギリスから来ている旅行者がウロウロ。
- 後で聞いたこと
後で聞いたんだけど、ココス島の南側(裏側)は、有名なヌーディストビーチらしい。
知ってても行かなかったと思うけど、そういえば裏側には行けないようになっていたような、、、
- グアム本島
帰りというか後半にはグアム本島のホテルに泊まった。
本島のリゾートエリアはかなり固まっていて、でかいホテルはほとんど何とか湾に面した所にある。
あまり選ばなかったけど、日系のホテルだったような気がする。
中学の同級生がグアムのホテルで働くダイバーに軟派されてそのまま結婚した、という話もこの旅行後10年位してから知ることになる。
- アメリカのカルチャー
思えばアメリカの社会インフラに初めて触れた旅だったような気がする。
オーストラリアはイギリス的な街並みだった事に、このとき気付いた。
ワイルドな所もあり、格差の幅が大きい、そんな所な気がした。
基本的に欧米人の生活感覚ってのは、どこでも贅沢、ハイテクではなく、必要なところだけ作ってある。日本みたいに狭くないから、手つかずの所はそのまま放ってある。その必要を感じないのだろう。東京は価値が集中しており、余すところ無く金権利権がひしめいている。バブルの感覚はその社会基盤の性格に依るのだろう。
- 良かったこと
とにかく水の中で遊んだこと。ポリネシアに触れたこと、アジア人種を意識したこと。自分の人生以外の人たちが本当にたくさんいることを意識したこと。頭では分かっていても、実際に合って話をするまでどこか信じていない部分があったと思う。東京で生活するだけが人生じゃ、全くない。